1日全国のスタンドで、ガソリン価格の値上げが一斉に始まった。原油高に伴い、石油元売り各社が11月出荷分の卸値を引き上げたことにより、東京都内では、レギュラーガソリンを10月末比で1リットル当たり9~11円と大幅に値上げした給油所が多かった。
元売り大手によると、横浜市内では同153円の価格をつけた所も。31日のニューヨークの原油先物相場で1バレル=96ドルを超す史上最高値をつけるなど、原油高の勢いはとどまる気配がなく、ガソリンなどの石油製品の値上がり基調は当面続く見通し。
ガソリンの値上げは全国的に拡大。石油情報センターが来週発表する全国平均価格は、8月に付けた過去最高値(145.4円)を超え、150円の大台を超すのは確実とみられる。
新日本石油、ジャパンエナジーなど石油元売り大手は、11月出荷分の卸値を最大で1リットル当たり前月比6円値上げした。これまでは、小売りのガソリンスタンドは、競合するスタンドの動向をにらんで、卸値の値上げ分をそのまま小売価格に上乗せしていない給油所が多かった。しかし、「これ以上、卸値の値上がり分を負担できない」として、今回は過去の積み残し分も上乗せして値上げをした給油所が多かった。
元売り最大手の新日石は傘下の販売子会社に対して、必要な利幅を確保するための値上げを強く指示しており、他の元売り大手も追随の動きを見せている。1バレル=100ドルの原油先物価格を予想する業界関係者もあり、今後さらなる値上がりも予想されている。
コメント:
ガソリンの値上げの背景にあるものは、中東政治情勢の悪化等による世界情勢か。
中国が車1人1台社会になったら、さらに値上げ値上げで
庶民はどうなるのか。
ガソリンに代わる燃料を求めると、マヨネーズもカレールーも値上げ。
どこかで大もうけをしている奴がいて、そいつに躍らされてはいないのか。