『民主党の山岡賢次国対委員長は31日に国会内であった自民、民主両党の国対委員長会談の冒頭で「(自民の)2人は貴族。こっちらは(民主党は)アイヌの血を引く蛮族です」と発言。
山岡氏は直後の記者会見で撤回したが、民主党は先の参院選で北海道選挙区で無所属で出馬したアイヌ民族出身の多原香里氏を推薦しており、発言は波紋を呼びそうだ。
山岡氏は記者会見で「差別用語につながる言葉は取り消す。誤解を与えるとすれば申し訳ない」として撤回した。
そのうえで「私は(自分が)たくましさとか、生活者中心、そういう土壌から出ていると言っている。その言葉を使うこと自体が差別だ、という認識には賛同しない。アイヌの血を引く者を悪いとは思っていない。口走ったということなら、誇りに思って言っていると解釈してほしい」と釈明した。
アイヌ民族問題に詳しい榎森進・東北学院大教授(日本史)は「アイヌ民族イコール野蛮な人という前提で発言している。無意識なのだろうがそこが問題だ。責任ある国会議員としての資質を疑う」と話している。【渡辺創】
◇北海道ウタリ協会理事長が不快感
民主党の山岡賢次国対委員長が31日、自らを「アイヌの血を引く蛮族です」と発言した問題について、北海道ウタリ協会の加藤忠理事長は毎日新聞の取材に対し、「(アイヌ民族に関して)知識が何もないのではないか」と不快感を示した。
加藤理事長は、鳩山由紀夫衆院議員(道9区)が民主党の幹事長を務めていることを挙げ「そのような発言が民主党から出てくるとは信じられない」と憤りを露にした。2日に釧路市で同協会の理事会が予定されており、「問題として取り上げることになるだろう」と発言。
同協会は、国連が9月の総会で「先住民の権利に関する宣言」を採択したのを受け、国にアイヌ民族の具体的権利を明確にするよう求めている最中だ。今回の発言がそれに悪影響を及ぼすのでは、と危惧(きぐ)する声も出ている。【去石信一】』
コメント:
またもや、頭の悪すぎる政治家の発言。
貴族と蛮族を対比させているのは、明確なのに苦しい言い訳。
国民はこんな阿呆に税金を払っているのか?
当選して口を開くまで、人間的に良い奴かどうかわかんないんだもんね。
当選するまでは、耳障りのいいことしか言わないからさ。
アイヌは平和を愛する、貴族ですとも。
自然を相手にしてきた先住民族で、おごり高ぶった民族を見たことある?